■ロシア人女性失踪事件
ユーリャ・ブロードスカヤ
1982年4月14日生(当時19歳)
ロシア連邦サハリン出身
身長は約172cmでやせ形、髪は黒、目は灰色、腹部にはバラの入れ墨がある。
2年間ほど、札幌市の学校に通い日本語を学んだ。
一度帰国した後、2001年(平成13年)6月から、
稚内市内の貿易会社に通訳見習いとして勤務していた。
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2001年(平成13年)7月2日夜、
勤務先の会社社長らと酒を飲み、
車に乗って買い物に出た後、行方不明になる。
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使用車両は、ポンティアック。
車両はいまだに発見されていない。
パスポート等の貴重品のほとんどが残されている。
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2001年(平成13年)7月13日、
警察は公開捜査に踏み切った。
■不審な電話
サハリンの実家には、不審な電話が何本もかかってきており、
友人宅に本人が泣きながら、
「実家にかけたけど誰も出ない」
「ウラジオストク出身の女性と一緒に監禁されている」
との電話があった。
7月、ユーリャさんの実家や姉の嫁ぎ先に日本人女性から電話があったが、
日本語が理解できないため、内容までは分からなかった。
友人宅に「イクトカ17番地にいる」と女性の声で電話があった。
同所は存在しない番地である。
■稚内市内発砲事件
失踪直前の2001年(平成13年)6月14日、
失踪直前の2001年(平成13年)6月14日、
稚内市内の会社事務所において、
ロシア人男性ら3人が死傷する発砲事件があった。
事件は未解決。
被害女性の1人が「犯人はロシア語を話す男」と供述。
ユーリャさんの知人によると、射殺された男性とユーリャさんは顔見知りだった。
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