1971年12月10日金曜日

三億円事件(府中市)


1968年(昭和43年)12月10日、
東京都府中市栄町3−4にある府中刑務所外塀付近で、
東京芝浦電機府中工場従業員のボーナスである
2億9430万7500円を運搬する現金輸送車が
白バイ警官に扮する何者かによって強奪された事件。


■モンタージュ写真
警察により犯人のモンタージュ写真が作成された。



■現金輸送車
日産セドリック(H30型) 黒色

■偽装白バイ
ヤマハ製 スポーツ350R1

■乗り換え車両
現金を奪った犯人は、現金輸送車(セドリック)から
濃紺のカローラに乗り換えた。
ナンバーは、多摩5ろ3519で、通称多摩五郎と呼ばれる。

事件から4か月後、
小金井市本町4−8にある本町住宅B1号西側空き地において
シートカバーで覆われた状態で発見された。
車内には空のジュラルミンケースが残っていた。


■被害
被害にあった2億9430万7500円は、
平成26年現在の貨幣価値に換算して約10億円。
保険会社によって翌日には補填された。

■捜査
捜査経費は7年間で9億円以上であった。


■時効成立
1975年(昭和50年)12月10日、公訴時効が成立。
※窃盗事件のため時効は7年。

いまなお未解決。


1971年4月1日木曜日

アガリビト

314: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/28 05:41:49 ID:EjI2Qk480
山は怖い、何が怖いって幽霊とか動物とか天候とか色々あるけど
一番怖いのは人間。
お前ら山とかいって開放的になるだろ?すがすがしいな~ってなるだろ?
あれは一種のボーダーラインを越えそうになってるから。
町とか村とか人間が作った物に守られ続けてる人間ほど開放的になりやすい。
それってつまりタガが外れてるってことだろ?どんなにすがすがしくても
町のど真ん中で背伸びしたりすがすがしいなんて思わないだろ?
ゴミとか落ちてる山とかはまだいい。人工物があればなんとか留まれる。
でも100%の自然はダメだ。狂うってか戻っちゃう、動物に
野セックルとかする人はまさにそれ、当てられちゃってんの山とか森の雰囲気に
遭難とかしちゃうと最悪、無意識に「助けが来ないかも、死ぬかも」って思う
それは動物として当たり前の事なんだけど人間としては戻れなくなる。
コカコーラの炭酸が徐々に抜けてくみたいに常識とかモラルがどんどん抜けてく
そこで死んじゃうのはまだいい。生き伸びるともうひどい。
だからお前等がもしも万が一人間の手が入ってない山で真っ裸の人間を見たら逃げた方がいい。

俺のバアチャンとかは「アガリビト」って呼んでた
バアチャンの住んでるとこでは神様なんだそうだ。
だから未解決事件の行方不明になった人とかってそういう人も中にはいるんじゃないのかなとふと思った


322: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/28 05:44:13 ID:2c9lSFW60
>>314
要は気が狂っちゃうってことか。



336: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/28 05:52:13 ID:EjI2Qk480
>>314
んー狂うって言うとちょっと違う。
バーチャン曰くむしろ自殺とかしちゃう都会の人間の方が狂ってると言ってた。
確かに俺が見たのはあうあうあーな感じではなくてもっとおだやかな感じ。
ちょっと嫌な言い方だけど電車とかで騒いでるような人みたいなのじゃない。

多分人間の世界から自然の世界への以降みたいなのが重要なんじゃないかな。
確かゴータマシッタールダさんとかも王子だったけど野生の王国に身を落として
悟りを開いたって言うじゃない、バアチャンが言う「アガリビト」ってのはそんなイメージなんじゃないかな。



339: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/28 05:54:13 ID:WoNW7YbE0
>>314
これこええええええ



344: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/28 05:56:18 ID:4ayqSC910
>>314
アガリビト に一致する情報は見つかりませんでした。


グーグルにすら引っかからない単語ってすごいな
ありそうな言葉なのに



355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/28 06:01:51 ID:EjI2Qk480
>>344
うん俺もけっこう興味があって調べたんだけどね、ぜんぜんダメ
ヤフーの知恵袋(笑)とかで質問したことあるんだけどなぜか消えちゃうのさ。
つーかバアチャンバアチャン言ってて申し訳ないんだがバーチャンはその単語を
口に出す事もけっこうためらってる感じだった。
多分俺がココでこんな事書いてるって知ったらめちゃくちゃ怒られるw



376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/28 06:08:24 ID:e9kweew40
>>355
山間部で義務教育すら受けさずに独自の生活してる人たちってなんていうんだっけ。
それとか寒すぎて凍死レベルになると脳の錯覚で人間は裸になってしまうってアンビリバボーで
みたんだがそういう人たちのことではないのかな



381: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/05/28 06:10:59 ID:LrvUSdUn0
>>314
なんかクネクネ思い出した
理解した瞬間に連れていかれてしまう
理解できなければこちらがわに残れる


1971年2月23日火曜日

悪い友達にさそわれてお金をとりました

庄山仁くん行方不明事件

1969年(昭和44年)2月23日、失踪。
失踪当時14歳

午後2時すぎ、制服・制帽姿で、
長崎県佐世保市の自宅を出たのち、消息が不明。
今もなお未解決。


行方不明当日の午後6時半ころ、
仁くんの制帽を持った見知らぬ男が訪れ、
「この制帽の子にお金を盗られた」と伝える。
この男は少年刑務所を仮出所し、クリーニング店員として働いていた。

翌日の昼ごろ、無理やり書かされたと思われる
仁くん自筆の手紙が父親あてに届く。


「前略 心配かけてすみません。悪い友達にさそわれて、人のお金をとりました。
中には四十万以上も入っていましたが、僕は少ししかもらっていません。
学校の方は、僕の気持ちがおさまるまで、病欠にしていてください。
すぐに帰っておわびいたします。
どうかさがさないで下さい。仁」




■訪問男の話
「午後3時半ごろ、場所は市内の道路。
側溝に車輪を落としたバイクを、2人の少年がひきあげようとしていた。
手伝おうと、ジャンパーを脱ぎ、道路わきに置いた。
少年の1人が、いきなりジャンパーを奪って逃げ、中学生も続いた。
ジャンパーの内ポケットには、46万が入っている。
遅れた中学生を追いかけ、ズボンのポケットにはさみこんだ制帽を取ったが、
2人とも取り逃がした。
制帽の名前をたよりにここへ訪ねてきた。」


■不審点
金の出所が「自宅の床下に埋めておいた」というが、
男の家族は誰も知らなかった。
わずか4ヶ月前、2年間の少年刑務所を仮出所して
クリーニング店員で働く彼がどのようにして手に入れたのかは不明。

バイクを引き上げる際に現金を奪った逃げたとされるが、
目撃者が誰もいないのと、上着のポケットに現金があることを少年らは知るはずもない。

男が言った場所にはバイクが落ちた形跡がまったくなかった。

制帽から実家を突き止めた点。

■警察は誘拐事件と判断
事件の翌日にはおおがかりな山狩りをし、次の日に、仁君の公開捜査。
男を厳重に取調べ、ウソ発見器にもかけたが、決め手はなかった。

男が庄山家を訪れる際、道を聞いた近くの商店で、
その30分ほど前、別の3人組が庄山家を訪ねてきていた。

庄山家は1年後に佐賀県藤津郡に引っ越した。