1968年(昭和43年)12月10日、
東京都府中市栄町3−4にある府中刑務所外塀付近で、
東京芝浦電機府中工場従業員のボーナスである
2億9430万7500円を運搬する現金輸送車が
白バイ警官に扮する何者かによって強奪された事件。
■モンタージュ写真
警察により犯人のモンタージュ写真が作成された。
■現金輸送車
日産セドリック(H30型) 黒色
■偽装白バイ
ヤマハ製 スポーツ350R1
■乗り換え車両
現金を奪った犯人は、現金輸送車(セドリック)から
濃紺のカローラに乗り換えた。
ナンバーは、多摩5ろ3519で、通称多摩五郎と呼ばれる。
事件から4か月後、
小金井市本町4−8にある本町住宅B1号西側空き地において
シートカバーで覆われた状態で発見された。
車内には空のジュラルミンケースが残っていた。
■被害
被害にあった2億9430万7500円は、
平成26年現在の貨幣価値に換算して約10億円。
保険会社によって翌日には補填された。
■捜査
捜査経費は7年間で9億円以上であった。
■時効成立
1975年(昭和50年)12月10日、公訴時効が成立。
※窃盗事件のため時効は7年。
いまなお未解決。
0 件のコメント:
コメントを投稿