廿日市女子高生殺人事件

廿日市市上平良における女子高生等被害殺人事件


北口聡美さん（当時１７歳）


２００４年（平成１６年）１０月５日午後３時頃，
広島県廿日市市の民家において，女子高生（広島県立廿日市高校２年生）が自宅において何者かに殺害された。

騒ぎを聞いて駆けつけた祖母は，犯人により重傷を負わされた。


■概要
聡美さんは試験のため午前中で帰宅していたが，自宅離れ２階の自室から聡美さんの悲鳴と階段を駆け下りる音がした。
祖母と妹が駆けつけたところ，離れの玄関先で大量に出血している聡美さんを発見。

離れの１階において，犯人は祖母の背中や腹を約１０か所を刃物のようなもので刺し，重傷を負わせ逃走した。

妹は裸足のまま，３０mほど離れた近所の園芸店に助けを求めた。

聡美さんは大量出血により死亡。
衣服の乱れや争った跡，部屋の物色はなかった。

■犯人
・年齢２０歳くらい
・１６５〜１７０センチメートル
・がっちり型
・体格の割には顔が小さい
・目が細い
・じゃっかん茶髪
・頬にニキビようの痕
・一見大学生風
・黒っぽい服装
・ダンロップ製の運動靴（２６〜２７センチメートル）

妹の目撃から似顔絵が作成された。

■携帯電話アドレス登録
被害者の携帯電話には，事件に関係するとおもわれる男性２名の登録があった。
「◯くん」という名称であったが，身元は分かっていない。

■凶器
刃物はまだ見つかっていない。

■犯行場所
広島県廿日市市上平良１３５番地１
（国道４３３号線に面した民家で，平良小学校と七尾中学校の中間に位置する）

■捜査特別報奨金
上限３００万円

■捜査本部
広島県廿日市警察署「廿日市市上平良における女子高生等被害殺人事件」捜査本部
０８２９−３１−０１１０（内線：６０１，６０２，６０３）